Fri
08
Apr
2011
今日から1週間ほど私用で日本に帰国することになりました。震災後、初めて日本の地を踏んだ訳ですが、ニュースやかみさんからの情報などで予備知識はあったものの夜半に着いた成田空港のターミナルビルが節電で照明が半分くらいなのには、やはり震災を身近に実感せざるを得ません。かみさんからの情報では、所沢の自宅の地区は多い日で2回も計画停電が実施されたいた日もあったということですが、反面、計画が予定されていたにも関わらず一度も実施されない隣接地区もあったということで、確かに混乱はあったようです。生まれて此の方、記憶にある限りでも停電などは、家屋内でブレーカーが落ちた他は、雷で3,4回ほど限定した停電を経験したくらいで、2時間も地域一帯が停電することなどついぞ記憶にありません。かみさんの話では近所のスーパーも計画停電の予定時刻30分前にはしまってしまったとのことで、当たり前ですがほぼ全ての建物は一部の防災設備が法規で定められた時間だけ動く程度の自家発しかそなえていないのが日本の現実ですから。
空港から自宅までは西武の空港バスで帰りましたが、外環の照明がジャンクションや出口以外は消されており、地方の道路を走っている異様な雰囲気でした。それでも事故率とか変わらないのであれば、これでも良いのかもしれませんが。所沢インターを降りた幹線道路も交差点の付近以外では街灯が消されているようで、やはりイメージが随分違う感じで少なからずショックを感じざるを得ません。アジアの片田舎の外国から日本に帰ってくると静かなイメージと夜はとにかく明るいイメージがありましたが、今回はアジアの途上国にも負けない暗さですね。それでも東京圏を離れた田舎はこんなものなのでしょうが。こんな暗い中でも犬の散歩やジョギングをしている人々が普通にいて、特に支障もないのかなと思いました。防犯上の問題や歩道整備の危険がなければ、これでもよいのかも知れませんが。もともと首都圏などの大都市周辺の照明は過剰なのは、周知の事実でしたし。
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