Mon
18
Apr
2011
昨日のカタールからの天然ガス支援の件を検索している中で見つけた記事で、「カタールの秘密兵器」としてハマド首長の二番目の奥さんについての興味深い記事がありました。実は現首長の二番目の奥さんについては、情報に疎い自分ですらカタールに住んでいると小耳に挟むほどの噂の人物で、とにかく才女だということです。教育熱心でエデュケーションシティにある大学を誘致したり、国営バスを運営したりという話を聞いたものですが、このサイトの記事によると2022年のワールドカップ誘致にも随分と貢献したとのことです。
それにしてもワールドカップ開催決定時の熱狂はもの凄いものがありましたが、その後、特にどこかのスタジアムが建設開始されたとか具体的な情報は知りません（ただ自分が知らないだけですが）。それでも左の写真のようにもの凄いスタジアムが計画されているのは、間違いないでしょう。ワールドカップ招致の時点では、ドイツの著名な設計事務所「AS&P（Albert Speer & Partner GmbH）」がプレゼンを担当したようですが、それよりさらに進んだ？内容の資料もこの「whyQATAR2022?」というサイトで見ることができます。まだ具体的に姿を現していないので絵に描いた餅なのかも知れませんが、これらのスタジアムが本当に実現したら溜息ものに凄いことです。
他にも幾つかカタールに関しての記事とサイトを見つけたので、備忘録としてまとめておきます。
Market Hack : 砂漠に滑走路を作った男 カタールはいかにして２０２２年FIFAワールドカップを招致したか？ （その１）Market Hack : 砂漠に滑走路を作った男 カタールはいかにして２０２２年FIFAワールドカップを招致したか？ （その２）ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社 : 大使館レポート第11回「カタール国」
上のサイトの「砂漠に滑走路を作った男」を読んだ限りでは、カタールは単に資源があったからお金があるのではなく、アメリカ軍を駐留させることに成功するなど、抜け目ない外交の成果もあって今の発展があるとのことです。先のワールドカップ開催決定もそうですし、世界不況をものともしない経済力と国家発展に掛ける勢いもあるのは住んでいて実感するところなので、この先、この中東の遠くて近い？小国が日本でも注目を集めることが多くなるかも知れませんね。
・ワールドカップ用のスタジアムの新画像。綺麗なので全部載せてしまいます。
（動画）プレゼン時の動画に幾つかの新しいコンセプトが追加されています。
（動画）首長の二番目の奥さんがカタール代表として行ったワールドカップ誘致のプレゼン映像です。確かに理知的で強そうな女性です。
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