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08

Jun

2012

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とうとうCanonより、EOS Kissの最新機種となるKiss X6iが発表されました!なんでいきなりEOS Kissの発表を待っていたかというと、カタール駐在の延長戦が決まって以来、(心の拠り所?ではなく)単に時間を持て余していたところに急に一眼レフカメラの購買欲が湧いてきてしまい、ここ2ヶ月はほとんど毎日のようにデジタル一眼レフのサイトをサーフィンしては情報を収集していました。一眼レフカメラそのものは、まだデジタルカメラが普及すらしていない12,3年前に一度購入しています。確か一級建築士の合格祝いにかこつけて、お祝い代わりに(親に)買ってもらった記憶があります。もう機種は忘れましたが、CanonのEOSであることは間違いなく、当時は山登りに持って行ってまで写真と撮ったものでした。その後、時代はあっという間にデジタルカメラの天下となり、一々フィルムと現像代が掛かる銀塩カメラはもう忘れられて久しくなってしまいました。かくいう自分もコンパクトデジカメ一筋となり、数年前から普及が始まったデジタル一眼レフカメラは、高価なこともあり今まで手が出なかったのが実情です。

が、最近話題になっているミラーレス機みたいのはどうかと思い、最初はPanasonicの新機種を穴があくまで調べ尽くし、こんなに小さくて数万で一眼レフが買える時代になっていたとは正直カルチャーショックでした。


実際にデジタル一眼レフの普及も凄まじいものがあり、こちらカタールでも写真が禁忌と聞いていたイスラム文化なぞはどこ吹く風で、カターリーの老若男女問わず、アバヤを来た女性も数多くデジタル一眼レフを街中でぶら下げているのを見かけます。仕事場のフィリピン人やインド人のいわゆるローカルスタッフと呼んでいる外国人スタッフも、まあ普段使いのコンパクトデジカメの他に、パーティなどでは必ずと言ってよいほどNikonかCanonのデジイチを持ってきて写真を撮りまくっていますね。そんな環境にされされて我慢するのも体に障るので、長かったカタール駐在のお疲れご褒美として、満を期して購入に踏み切ろうかと考えていたところでした。

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最初は大きくて重いNikonとCanonの両雄は外して、Panasonicのミラーレス機を考えていたのですが、ここ1ヶ月でドーハ市内のショッピングセンターで実際に触ってみると、小さすぎてありがたみがない。それと日本の家のどこかに眠っている銀塩一眼レフの時に買ったCanonのEFマウントレンズも再利用できるだろうという目論見もあり、いつの頃からかCanonのKiss X5がメインターゲットに。情報収集の中で当然、時期モデル発売が近いということで首を長くして待っていたのですが、このKiss X5(こちらではちと違う名前ですが)も店頭で触るとその上の中級機であるEOS 60Dの方が俄然、カメラらしい!難点は重さなのですが、Kissにしても結局ペットボトルよりは重くなるので、長い紆余曲折の中で現時点では購入機種をEOS 60Dに決めるところまでは辿り着きました。
それでも今日(日本では昨日)発売されたKiss X6iは、待たせただけあって機能の進化は申し分ない感じですね。動画対応のAFや新エンジンDIGIC 5による高感度はやはりサイトを見ているだけで欲しくなってしまいます。それでもダイヤル操作や上面液晶など、やっぱりこれぞ一眼レフという雰囲気は60Dが上ですかね。それにしばらくは値段の逆転現象もあるでしょうし、どうしても欲しいバリアングル液晶を備えつつ中級機の雰囲気を醸し出している60Dで決めたいと思ってはいます。Kiss X6iですが、今日の時点では待ちに待ったCanonの新機種でもあり、提灯記事しか見当たりませんが、下記サイトなどにレビューが出始めています。
デジカメWatch : キヤノン、タッチパネル式バリアングル液晶採用の「EOS Kiss X6i」
IT media デジカメプラス : 撮像素子 位相差AFにDiGiC 5、多くの「初」を詰め込んだ キヤノン「EOS Kiss X6i」
デジカメ比較レビューmonoX : 【一口コラム】 ベストセラーモデルの新型機登場
まあ結婚して以来、数回しか触っていない一眼レフも、上の子が生まれてからは触った記憶がありません(ということは最低でも5年以上はお蔵入りの状態。。。)ということで、操作はもちろん、F値やら絞りや露出、はたまた被写体深度なんていう言葉も今から覚える初心者である身としては、型落ち機種で十分でしょう。それでもどこかのサイトで見つけたのですが、「初心者だからこそ上位機種を勧めたい!」という一瞬メーカーの回し者かと思ってしまうサイトがありましたが、要はプロは道具を選ばないではなく、道具は良いことに越したことはないという理屈のようで、実は私もこれには大賛成です!もちろん予算の許す限りでの話ではありますが、アマチュアの趣味の世界ですから、最初から妥協するのではなく良いものを買ってそれを使いこなしていく楽しみの方が大事ではあると思います。ここら辺、メーカーに煽られていますがEOS 60Dのキャッチコピーである「趣味なら、本気で。」といったところでしょうか。
いやー衝動買いが多く後悔も沢山あった無駄遣い人生ですが、今回は割と購入前準備に時間を掛けていますね。しかし、最初のPanasonicミラーレス>EOS Kiss X5>途中でNikonも本気で検討>EOS Kiss X6i発表待ち>その前にEOS 60Dに決心とたった2ヵ月でこれだけ心変わりしていますから、全くこの先もあてにはなりませんな。当然、カメラ本体だけではなくアクセサリー(バックやら三脚やらレンズなども)も何度も心移りしています。
肝心の写真技術はカメラを購入すらしていないためゼロなのですが、業界の勢力図や今後の発売動向、人気のあるアクセサリーなど金が飛んでいきそうな知識ばかりが蓄えられてしまったので用心が必要です。まずは最初にして最大の関門である家庭内調整を済ませないといけないのですが。。。

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