Sun
03
Mar
2013
昨年の9月に海水浴に行ったきりだった北ジャカルタのアンチョール公園に、今度は水族館であるSea World Indonesiaをメインに行ってきました。ローカルの水族館ということで、正直全く期待せずに行きましたが、車寄せに降りてみるとなかなか立派なゲートで、結構中身が濃そうなマップが掲示してあったので、俄然期待値が上がりました。チケットは建物の中に入り左手で購入します。2歳までは無料ですが、それ以外は大人と同じ一人700円です。早速館内に入ると、水族館特有のほの暗い中になかなかきれいなデコレーションがしてある水槽があり、レッドアロワナや淡水魚最大と言われるピラルクーなどの水槽があり、雰囲気を盛り上げます。実際、水槽も曲面を多用したアクリル水槽で、日本の最新鋭の水族館と比べても見劣りしません。
館内中央は、低い水槽が配置されており、Tuch Poolということで、魚やカメに実際に触れることが出来ます。日本の新しい水族館でも採用されている人気コーナーですが、違いは本当に触っても大丈夫か心配なエイみたいな魚がいたり、カメのサイズも相当大きく噛みつかれたらヤバイのではというところでしょうか。
館内奥には博物館コーナーやミニ図書館もあり、ホルマリン漬けで白濁してましたが、シーラカンスや巨大エイの剥製などそれなりに楽しめます。巨大水槽を上から眺めることができる上部通路などもありました。そして唯一で一番の見せどころが、日本でもお馴染みの、巨大水槽を下から眺めることができる水中通路です。しかもここインドネシア水族館の水中通路は、片側が動く歩道となっており、全て歩き終えるのに15分位は要するほどの長さがありました。魚の種類や魚影も濃く見応えがあります。延々と続く水中通路に、途中で壊れでもしたら命はないなと不安に思いながら、施工がきちんとされていますようにと祈りながら見ていました。まあ実際にそんな不安になるほどの道程があるということで、これほどの長い水中通路は日本でも経験したことがないくらいで、恐らくは初めてでしょう。 これがクライマックスで、全部を丹念に見ても正味2時間ぐらいでしょうか。ジュゴンやサメはいましたが、日本では定番のイルカやアザラシはおらず、ショーなどもないので、そこら辺は拍子抜けしてしまいます。
付属のフードコートで昼食を取った後は、せっかくアンチョールまで来たので、以前来たときも気になっていた園内の海を横断しているゴンドラに乗ってみました。 カードの割引で家族4人で960円で往復切符が買えました。少し並びましたが、10分程でスキー場にある連絡ゴンドラのような6人乗りのカゴに乗り込めます。途中でジャングルのデコレーションが施されている中継点を経由して、片道で10分くらいでしょうか。園内を見渡すことができ、流れるプールなどがあるプールパークや年季の入ったジェットコースターがある遊園地もあるようです。以前遊んだ海水浴場の先の遊園地が折り返し点となっています。
今回は水族館がメインでしたが、乾季になって晴れ間が続く季節になったら、プールでも入りにまた来たいと思います。しかし、このアンチョール公園の全貌は未だに不明ですが、国営なのでしょうかね!?園内にはなぜか海軍の訓練施設みたいなものもあったりと不思議な場所ではあります。今度は是非また違った趣向のアトラクションにチャレンジしたいとは思います!
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