Sun
06
Apr
2014
博物館は好きな方で、ミシガン留学時にもわざわざワシントンDCまでスミソニアン博物館を見に行った程なのですが、御膝元の日本の国立科学博物館は行ったことがありませんでした。ということで、せっかくの帰国の機会でしたので、上野にあるこの日本を代表する博物館に初めて訪れてみました。久し振りの日本で驚くことが多いのですが、博物館の前に上野駅の構内に驚いてしまいました。記憶にある上野駅というと京成側への連絡道にはホームレスの方々が寝泊まりしていたり、申し訳ないのですがやはりそれなりの汚さと匂いが同居していたイメージだったのですが、すっかり一新されていて綺麗な駅になりました。もっともそれらのイメージは十数年以上前の話なので、綺麗になったのは最近の話ではないのでしょう。
駅の出口をでると駅の上には広い歩道高架が掛かっていましたが、これもいつできたのでしょうか?最近ではなさそうですが、主要駅の再開発整備は順調に進んでいるようです。
ちなみに今回行ったのは上野にある国立科学博物館ですが、それとは別に国立博物館(東京)や東京美術館など日本を代表する博物館・美術館が集まっているエリアなので、規模は違いますが、ワシントンDCのスミソニアンの並びを彷彿とさせるエリアではあります。御庭にある実物大?のシロナガスクジラのレプリカ像がお出迎えしてくれるこの博物館へ、早速入ってみました!
この博物館は大きく日本館、地球館に分かれていて、最初は旧館となる日本館を見る流れになります。360℃スクリーンのシアターなどを見てから、建物そのものも趣のある日本館を3階から順番に見ていきます。展示内容はリニューアルを経ているらしく、非常に明るく見やすい内容になっています。日本館の見ものは何と言っても、フタバスズキリュウの化石の展示でしょうか。フルサイズのフタバスズキリュウが天井から吊り下げられて展示されている姿は圧巻です。他にも昆虫の模型がデフォルメで大きくされて比較展示されていたりと、小さい子供でも飽きずに楽しく見れる工夫がなされていて、時間が経つのを忘れてしまいます。最近の博物館などはこういった工夫が随所に施されているので、眺めているだけでホントに楽しいです。
その後、館内のレストランで昼食を取ってから地球館という新しい建物の方を見ました。そちらは日本館とはうって変わって、大空間を利用したダイナミックな化石の展示や体験型のコーナーがあって、時間が経つのを忘れてしまいます。昼前に到着したのですが、結局閉館ぎりぎりの5時ぐらいまで掛かって何とか一通り見れたという感じです。じっくり見たい場合は丸1日を確保していた方が良いでしょう。特に地球館の体験コーナーとなると、子供たちがはまってしまいますので、時間がどんどん過ぎてしまいますので。
そんな訳で充実した博物館見学でしたが、日本にもこんな立派な科学博物館があったのですね。今まで見ないで損してました。展示内容もたまに変わるでしょうし、機会があればまた来てみたいと思います。
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