Sat
03
Jan
2015
タールタウンの帰りは、ラグナ州のロスバニョスにあるマキリン温泉に泊まりました。昨年にパグサンハン川下りに出掛けた際に、帰り際に通りかかった場所なのですが、浮き輪のお店が並んでいる界隈がどうやら近くのマキリン火山の温泉が出るということで、ローカルを含めた温泉ホテルが結構ある場所です。とはいっても、こちらの方は温泉に浸かるということはないので、温水プールとして利用しているようなのですが。
そんな中でも今回のマキリン(真貴林温泉という変な当て字がありますが)温泉旅館は、一応日本式ということで、既に何度か目の利用となるフレンドシップツアー経由で申し込んでみました。こちらのサイトに一応紹介が出ています。(ただし、このページから飛ぶ紹介のサイトは非常に怪しい感じで参考にならないでしょう)
既に着いたのが夕方6時近くで日没後だったのですが、夜目には日本の旅館らしい構えです。受付も古臭いながらも寂れた温泉宿という雰囲気で期待が持てます。
しかしながら客層はどうやら駐在日本人+地元のお○さんの組合せが多いらしく、ちょっと異様な雰囲気もなくはありません。それでも我々が頼んだ部屋は、本館から離れたところにある離れ(といっても立派なものではなく何だかプレハブ調の感じ)にある家族風呂があるタイプでしたので、一応そんな雰囲気からは隔絶はされていました。しかし、それなりとは言え、部屋が残念な感じです。一応、部屋の一角に申し訳ない程度に畳のあがりがあるものの、あとはタイルの上にパイプベッドが並んでいるだけで、何より部屋の照明が暗い!やはり、日本式をうたっている以上は、日本並みに照明を明るくしないとだめですね。
それでも付属している家族風呂の温泉は石造りで頑張っている感じです。温泉もきちんとした温度のお湯が惜しみなく出ますし。。。温泉だけであれば一応、及第点でしょうか。それでも熱々の温泉を期待している人にはちょっと物足りない感じです。まあ温泉が好きな長男をはじめ、プール代わりに遊べた子供たちはそれなりに喜んだようです。
朝食込みの宿泊費でしたが、お正月休みのせいだったのか、あれだけ念押ししておいたフレンドシップツアーは前払い金を宿に払っておらず、宿から連絡つかないからもう一度払ってくれというのを一応紳士的にいい加減にしてくれと突き返したハプニングもあって、ちょっと印象の良くないマキリン温泉でした。家族旅行で泊まるのはちょっと今一な感じでしょうか。ちなみに付属している日本食屋も寂れてますので、お寿司などの生もの系は食べる雰囲気はありません。うどんなどはそれなりでしたが。。。
「物は試し」で来てみましたが、やっぱり温泉や旅館と名の付くものは日本で行くに限ると痛感したマキリン温泉でした。
現在は、営業してますか?