Sun
15
Sep
2019
ポーランドに来て2週目の週末ですが、首都のワルシャワに泊りがけで来てみました。主たる目的は、ポーランド在住であればご存知かと思われますが、年に一度のソフトボール大会だったのですが、私のヴロツワフの某チームは和やかな雰囲気の中、特に勝利のモチベーションもなく大敗で終わってしまいました。それでもポーランドのソフトボール大会全体が家族向けのレクレーションと言った感じで、非常に楽しい雰囲気で面白かったです。
という事で、次の日の日曜日は市内観光をしてみました。まず最初は共産時代の象徴とも言える文化科学宮殿(スターリンからの贈り物とのこと)の展望タワーに登りました。10時がオープンなのですが、ちょっと前に着いたものの既に4、50人くらいの観光客で混雑しています。エレベーターで展望台に登りと、ちょうど360度ワルシャワが一望出来るのですが、まだ高層ビルも少なく平原の国だけあって、どの方角も地平線が見えるので圧巻です。しかし、これだけ平原ばかりの国も珍しいと改めて思います。これも周囲の国から容易に攻められた歴史の一因なのでしょうか。
ワルシャワを一望した後は、リネックに続く旧市街の街並みを大統領府から旧王宮を通りつつ散策してみました。先の大戦の終戦間際にワルシャワ蜂起の報復としてあらかた破壊されたためほとんど復元なのですが、とてもそうとは思えないほどに典型的なクラシカルで綺麗なヨーロッパの街並みです。天気と気候の良さもあってこれぞヨーロッパという雰囲気を満喫できました。今回は家族が来る前の予行演習みたいなものでしたので、旧王宮なども中の見学は次回に取って置き一先ず街中をさっと巡った感じです。
そのあと、車で移動してショパン像のあるワジェンキ公園に向かいました。ここで油断していたのですが、公園周囲はなかなか自家用車を停めるスペースがなく、結局近くのモールの駐車場に停めたのですが随分と手間取ってしまいました。どこの国も首都の中心地は駐車場には苦労しているようです。特にヨーロッパは路肩に隙間なくどうやって停めたんだと言わんばかりで隙間なく停まっているので、外国人の初心者は初めからモールを目指した方が良いかもしれません。そんなことで、ショパン像での屋外コンサートも終わり掛けでしたが、ショパン像の周囲を市民がぐるっと囲んで生演奏を堪能している雰囲気には圧倒されてしまいました。何だか時間の過ごし方がとても贅沢な感じです。
その後、駐車したモールにあった日本風ラーメン屋でラーメンを食べましたが、これが思いの他のグレードでちょっと感動しました。さすがは首都だけあってラーメンの質も高い感じです。ワルシャワとヴロツワフは既に高速で繋がれていますので、車で約3時間半程度で来れます。また家族が着た後にゆっくりと訪れてみようかと思います。
・ワルシャワ一望と旧市街の街並みです!これぞヨーロッパでしょうか。
・観光用の馬車ですが、馬が大きくてびっくりしました!
・旧市街のパノラマです。
・こちらはワジェンキ公園でのショパン像を囲んでのコンサート風景です。
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