Sun

31

May

2020

先週からコロナの規制も世界的に解除されつつある世の中ですが、ここオランダもすっかり自粛ムードはなくなり通常の景色が戻りつつあります。滞在しているホテルにも家族連れの旅行者が大勢泊まって、週末の日中は周囲の散策をしている姿が目に付くようになりました。そんな状況もありましたので、今日はマラソンの後にドイツのアーヘンへ世界遺産であるアーヘン大聖堂の見学に行ってきました。
 ドイツといっても滞在しているHeerlenからAachenまでは車で20分程で、通勤先のUrmondと同じ程度です。夕方の4時過ぎに出掛けましたが、日が高いヨーロッパはまだ昼間のようで6時までオープンしているアーヘン大聖堂の見学には余裕で間に合いました。どこのヨーロッパの街も同じなのですが、駐車場を探すのに骨が折れます。今回も最初に目星を付けておいた駐車場が停められないということで、急遽違う場所を探す羽目になりました。結果としては停められた駐車場からアーヘン大聖堂のあるCityHallの広場までは5分ほどで行ける穴場でしたので良かったです。

 最初に目に入る市庁舎も今回の見学対象です。今回は中は行けなかったのですが、市庁舎自体の中もちょっとした見学ができるようになっているとのことでした。市庁舎は大聖堂と中庭のような広場を挟んで向かい合って建っているのですが、反対側の広場に面したファサードは一部が工事中のようです。

そしてアーヘン大聖堂が見える広場に行くと、市庁舎も向かい合って聳えているのが見て取れます。もともとはカール大帝の宮殿の一部の建物だったとのことです。

そして反対側はお目当てのアーヘン大聖堂です!早くも見飽きてしまうほど!?ヨーロッパの教会や聖堂といったものを見慣れていますが、世界で最初の世界遺産12個の一つだけあって(もちろんドイツでは一番最初)その佇まいは圧倒的な存在感があります。非対称の尖塔とドームがある形も本当に奇麗です。



市庁舎を後ろに見つつ大聖堂の横を抜けながら正面のファサード側に向かいます。途中の路地でちょっと変わった噴水を見かけました。Google Mapにはプッペン噴水(Puppenbrunnen)とありますが、知らないと通り過ぎてしまいそうな感じです。

その後、大聖堂のファサード側に向かいます。どちらかというとこっちが裏側なのでしょうか。特に出入り口も見当たらない感じです。

そして逆側の小道から市庁舎側へ戻る途中に、大聖堂へ入る小さな入り口があります。こちらも気を付けていないと見落としそうな感じです。入ると1€を寄付する小箱があるのでそちらにコインをいれて、中を見学できます。一応マスクをしておきました。中に入っている人はマスクをしている人がほとんどだったと思います。込み具合はパラパラと人がいる程度で、空いている感じでした。

そして奥の方にステンドグラスがあるのですが、色が鮮やかで大昔の教会のような古ぼけた感はなくきれいな感じです。


ステンドグラスの他にも天井の仕上げが本当に奇麗で、豪奢な感じです。

最後の出口の手前に奥の部屋をのぞくとちょっとしたお祈り室があり、そこのステンドグラスもいい味を醸し出していました。

ちなみにこの小さな塔の下が見学の入り口になっています。

そしてもとの市庁舎側の広場へ戻りつつ所要時間40分ほどの見学を終えましたが、市庁舎側の広場には昨年のコロナ前に見たヨーロッパの屋外カフェの賑わいがすっかり戻りつつある感じです。屋外だからか誰もマスクもせず、三密もどこ吹く風でしたが、この調子で本格的に観光地が復活するとちょっとコロナの方は心配な感じはあります。

アーヘンの街自体もドイツの歴史ある街らしく、お店も閉まっているところがまだ多かったものの賑わいが感じられるところでした。今回はアーヘン大聖堂と市庁舎だけを見学してみましたが、近くには大きなモールも多く買い物にも便利そうです。次回に来たときは博物館なども行ってみたいと思います。
 ※備忘録を兼ねて今回使った駐車場(40分ほどで2€でした)の場所を記しておきます。市庁舎側の通りへ直接出れるので、5分ほどで広場に出れます。便利です。

今回も試験的に4travelに同じ内容の旅行記を投稿してみました。


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