Sun
14
Nov
2021
今夏に色々と導入(購入)したアイテムの一つが、サイクリングバッグなのですが、独身時代から愛用している自転車用バックアップとしては定番のドイターの大容量バックアップ(Deuter Trans Alpine 30 リュックサック グレー/ブラック:私が持っているのも2代目かと思っていたらネットのも既に形が相当変わっていて何代目なのか。。。)なのですが、やはり自転車本体にもワイヤーキーや小物を入れておきたい用途がありましたので、フロントに装着できるWILD MAN クイックリリース フロントハンドルバー サイクリングバッグを購入しました(もちろん当地のECサイトallegroにお世話になりました)。
このサイクリングバッグですが、相当吟味!して購入しましたので、デザイン含めて大きさやフロントに装着される位置などに全く不満はなかったのですが、いざ通販で購入して装着して使い始めると、幾つか改善したい点(しかも残念なことに結構致命的な使い勝手に影響する点)がありましたので、改造してしまいました。
曲がりなりにも通販で購入した新品のバッグでしたので、プラモデルやなんちゃってDIYのようなノリで改造してしまってよいのかという葛藤も一応ありましたが、やはちサイクリングという実用的な用途で使用する以上、使い勝手上の致命的な点は改善したいと思い、改造に踏み切りました。結果的には満足いく結果が得られたましたので、結果オーライではありましたが、備忘録兼ねて記事としてアップしてみました。
まず購入してサイズやデザイン、バッグの素材やマウント位置などは、色々な方のブログも参考にさせてもらいましたので全く不満はありませんでした(一応、それでもサイズはどこかのブログの方も書かれていたのですが写真で想像するより思ったより小さいので、想定している容量と使い勝手は注意が必要な点なのかと思います)。
購入してみて気付いたのですが、登山バッグと同じようにバッグのそこのチャックのサブポケットに専用のレインカバーがあったりと、なかなか良い感じです。そして改造に踏み切りざる得なかったほどの不満な点というのは、主に私個人の主観になってしまうのですが、使い勝手上のところでしょうか。良い点、悪い点(あくまで主観的な評価です)をまとめると下記になります。
良い点
- バッグのマウント位置(フレームで前にせり出すので、ワイヤー類と干渉しないですし、ハンドル位置より低めでバイク全体のプロポーションもよいです。マウント機構もしっかりしていてずれ等の心配は皆無です。)
- バックの素材と防水機能(素材も撥水のようで奇麗ですし、バッグ底に登山リュックのようにポケットに専用カバーがあります。)
- バックの大きさとポケット数(大きさは個人で要確認かと思いますが、私には大きすぎずちょうどよかったです。メインのジッパーは左右ダブルですし、両脇のジッパーポケットに加えてメインの内側と外側にもポケットがあります。)
悪い点
- メインのカバーがスナップ着脱式(2つのスナップなのですが、大きさから2つは不要なのとスナップのベルトがタイヤにぶら下がってしまい見た目も良くないです。)
- 肩掛けスナップベルト(人により用途はあるのでしょうが、まず私は肩掛けスナップをわざわざ装着して持ち運びません。また、マウントフレームから脱着する際に上に引き出す部分に取っ手のようなベルトがないため、バッグ全体を持って引き上げる必要があります。蛇足ですが、標準で付属する肩掛けベルトを脱着するフックが異様に固い。)
という感じで、買った直後は良い点ばかりだと思ったこのサイクリングバッグですが、使い始めると上記の2点ほど悪い点があり、しかも使い勝手上、私にとっては致命的です(前述の通り、メインのドイターのリュックと併用するお手軽バッグのサブバック的使い勝手なはずだったのが、色々と面倒な着脱と持ち運びになってしまっているということでしょうか)。逆を言えばこの悪い点の2つを改善(改造)すれば、文句なしのサイクリングバック!になるということで、改造に踏み切りました。
最初の改善点であるスナップ脱着用のベルトは、ハサミで生地を傷つけないように注意しながら切り落としてしまいます。そして、近所のカルフールの裁縫店で売っていた数十円のベルクロ(両面ファスナー)テープを屋外でレンガを接着するような超強力ボンドで貼り付けると、思い描いていたベルクロ脱着のバッグに変身します。
次の改善点については、肩掛けスナップベルトの代わりに手提げバッグになるような取っ手を取り付けてみました。この取っ手はたまたまガラクタと化していた初代(といっても海外駐在を始めた頃なのでかれこれ10年前ですが)のaudio-technicaのノイズキャンセルヘッドホンのヘッドに掛ける部分をジャンク再利用しました。これがたまたまなのですが、サイズと言い持ち心地といいちょうど良かったので、ジャンクとして見かけは擦り切れていたのですが、偶然とはいえ良かったです。ガラクタを取っておく悪癖もどこで役に立つか分からないものです(なので、またガラクタを取っておくという悪循環になってしまうのですけども。。。)。バッグへの装着はベルクロで使った強力接着剤に念のため、ボルトで挟み込んでおいたので、フレームからの着脱も心置きなく引っ張って外すことができます。
ということで、これらの改造後はまさに理想のサイクリングバックとなったのは言うまでもありません。取り敢えず短い夏の間しか乗らないサイクリングですが、このサブバックであるサイクリングバックに盗難防止用のワイヤーロック、今夏に購入した修理セットのTOPEAK(トピーク) エイリアン 2を入れるともうスペースがあまりありませんが、サングラスや簡単な小物は入れることができます。これだけでもリュックから出すと背中は軽いですし、駐輪する際にリュックからワイヤーロックを出す手間なく停められますので、まあ大したことがないと思いつつもルーティンの中ではストレス軽減です。何より改造のお陰で、手軽にマウントから引き上げて脱着でき、手提げ感覚で持ち運びできるのは本当に楽だと思います。
このWILD MANのサイクリングバッグですが、今回はお手軽改造で勝手に使い勝手向上をしてしまいましたが、もちろん最初からこの2点(たったの2点)を改良してもらっていれば文句はありません。それ以外の点では本当に秀逸なサイクリングバックですので、是非改良版としてこの2点を改善したバッグを販売していただけたらなと思います。私以外にも普通にツーリング用で使っている人であれば、似たような要望があってもよさそうなのですが、あまり気にならないのでしょうか?!
ともかくも私用には改造!してしまいましたので、末永く愛用していたきたいと思います!
コメントはお気軽にどうぞ