Sat

05

Nov

2022

ということでヨーロッパに駐在してからは初UK(英国)となりましたが、一泊二日でロンドンに行く機会がありました。もちろん!?観光旅行目的ではなく必要にかられての滞在なのですが、実はポーランドでは子供の英検が一次試験しか受験できず対面の二次試験はロンドンまで行く必要があるということで、英検一次試験の結果を待ってから、急遽予定した次第となります。
 と言ってもポーランドと英国は比較的近く、ヴロツワフからも直行便が頻繁に就航しているので、飛行機を使ってロンドンまで行くこと自体はあまり苦労ではありません。問題と思われるのは、英国駐在の知人からも聞こえてくる異常とも思える物価格差でしょうか。そんなこともあり、今回みたいに必要に駆られて行く必然性がなければ、しかも観光目的で行こうとはなかなか思わない、どちらかというと欧州の中での行先リストのプライオリティは低いというかほとんど無いに等しい国の一つではありました。

 英検二次試験の口頭試験は日曜日のため、土曜日の午前中の便でロンドンへ向かいました。ロンドン周辺にはキースロー空港の他に4つも!首都空港があり、今回はヴロツワフからのLCCの直行便だったので、それらの周辺空港の一つであるスタンフォード空港に到着でした。空港到着後に早速ですが遅い朝ご飯を食べましたが、なるほど聞いていたとは言え、ちょっとしたイートインのカフェでサンドイッチとコーヒーの食事で日本でいうと都内のレストラン並みの金額でしたので、眩暈と共に2日間の食事代に憂鬱にならざる得ませんでした。

 とも言っていられないので、格安に郊外のホテルまでバスとメトロで移動した後は、取り敢えずトラファルガー広場に行ってみました。ナショナルギャラリーは改装中でしたが、どの博物館も無料で入れるとのことで、今回は日程的に難しかったのですがそれであれば観光で来てみてもよりかなと思いました。

 その後は、早めの夕食ということで何もかもが高額なロンドンの中でも比較的リーズナブルに食事ができそうな中華街のレストランで食べてみました。行列ができているお店など各種ありましたが、実際に今回入ってみた北京団子というお店は、非常に美味しく値段もリーズナブルでしたのでお勧めです。

 食事の後は今回のメインイベント!でもあるミュージカル鑑賞に向かいました。ロンドンのブロードウェイともいうべきミュージカル鑑賞の地区がウエストエンドというらしいのですが、中華街のある地区と同じなので、中華街で食事の後、徒歩で向かうという感じになります。今回鑑賞するのはレミゼラブルで、物語の内容はさすがに何度か映画も書籍も読んでいるので分かりそうな自信はありましたが、英語は難しそうです。
 ミュージカル鑑賞は日本で何度か観た劇団四季のCatsなどを除くと10年以上前に会社の短期留学で訪れたアメリカのニューヨークのブロードウェイで観た「オペラ座の怪人」「ビリーエリオット」あたりが最後で、正直なところ海外に駐在していますがほとんど縁がないといった感じです。
 途中でハリーポッターの後日談である「呪われた子供」という演劇が公演されている専用シアターなどもあり、どちらかというとそっちの方が興味がある感じではあります。ともかくもレミゼラブルが公演されている専用シアターで観劇することが出来ました。
 その後は同じ街区にあるハリーポッターグッズが売っているお店などに寄ってみましたが、本場ということもあり魔法の杖なども販売されていて、どちらかというとこちらの方が個人的には興味があった感じでしょうか。
 ともかくも、テストの前日ではありましたが無事にミュージカル鑑賞も出来たので良かったです。ミュージアムそのものはやはり迫力もありましたし、好きな人(うちのかみさんのような人)には感激ものなのかと思います。予想通り食事を含め何もかもが高額な西欧の中でもロンドンの物価は本当にびっくりでしたが、これも単に日本の時間が止まっている証左なのだなと改めて実感した次第でした。

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