まだ肌寒い日が多いポーランドですが、早くも家の前のお庭にヘジホッグ（ハリネズミ）が出てきました。夕食の帰り（と言っても８時過ぎでまだ明るいのですが）に音がしたので覗いてみると、３匹ほど低木の陰から近所の猫のご飯を食べに出てきていました。猫の飼い主の近所のポーランド人（獣医さん）によると、まだ寒い季節なので体力がないヘジホッグは衰弱してしまうので、フルーツを餌にあげているとのこと。それを食べに出てきているのでしょうか。
　毎年出てくる数が違うようですが、獣医さんによると今年は３匹住み着いているそうです。

　このヘジホッグは家の裏に居るぐらいですので欧州では全く珍しくない動物なのですが、それゆえに今年になってからも道路で事故に遭ったと思われる可哀そうなヘジホッグ達を既に数匹見かけました。車を運転している時も近所の路上で横切っているヘジホッグを見かけたのですが、素早く走れない動物のようでこれでは事故に遭ってしまうなと心配していたところだったのですが、今年になって何と「ヘジホッグにご注意！」という看板が住宅街に入る道路に出現しました（確認しただけでも２か所ありました）。

　鹿注意などの看板はよく見ましたが、ヘジホッグに注意は初めてです！鹿や牛と違ってヘジホッグと衝突しても車や人には影響がないでしょうし、純粋にヘジホッグ保護のためかと思うと、ヘジホッグも愛されているんだなーとほっとしました。事故に遭わないように一夏を過ごしてもらえればと思います。