Thu

04

May

2023

今日はサンモリッツ観光ということで、ホテルで朝食を済ました後にまずは市内のツーリストインフォメーションに行ってみました。シーズンオフでガラガラだったのは良いのですが、行こうと思っていた市内のケーブルカーなどの行き方を聞いてみたところ、シーズンオフで全て運休とのことで、どうりで市内もひっそりとしているはずです。本格的なシーズンは6月以降からということで、これらの観光用のケーブルカーなどもそのあたりから運行を始めるとのことでした。
 ということで、何かよい手近な観光場所はないかと尋ねたところ、電車で20分位走ると色々とスキー場やトレッキングコースあるということを親切に教えてくれましたので、今日はそこら辺を観光してみることにしました。

 ちなみにサンモリッツではホテルにしてみたのですが、こじんまりとした古いホテルでしたが、部屋は奇麗で何よりテラスからの眺望は素晴らしいものがあります。朝食も美味しくて、駅からも近いですのでお勧めです。


 駅前のサンモリッツ湖は今日も晴天で非常に奇麗でした。シーズンオフでひっそりとしているここら辺も来月辺りからは世界中から人が集まるリゾート地になるのかと思うと、ちょっと想像できません

 駅でツーリストインフォメーションで聞いてみたイタリアのティラーノへ向かうディアーヴォレッツァ=ラガルプというスキー場がゴンドラもオープンしているといことで、そこに行ってみることにしました。サンモリッツ駅で列車のチケットとゴンドラのチケットも購入することができます。向かう電車は氷河特急と同じベルニナ線で世界遺産の路線とのことで、電車の座席のテーブルに路線図や見どころがプリントされていました。


 駅についてみると確かにスキーヤーもいて、駅の目の前にゴンドラの駅があります。ゴンドラからは広々とした春スキーを楽しむスキーヤーが一望できました。こういった場所を見るとやはりスキーをしたくはなります。

 15分程度で着く山頂の駅はディアヴォレッツァというケーブルカーの山頂駅で、もうあまり驚かなくなりましたが、標高は3,000m近くあるという場所です。ただのスキー場かと思ってきましたが、山頂駅の絶景はなかなか見ごたえがありました。

 ここの山頂駅でレストランがありましたので、昼食としました。相変わらずのパスタとパンとビールぐらいなのですが、絶景を見ながら食べると何となく美味に感じるので、実際にも美味しいのでしょうがやはり景色のお陰でしょうか。
 その後は同じ路線でサンモリッツまで戻りながら途中でトレッキングでもと考えていたのですが、オフシーズンのせいか列車が1時間に一本程度しか運航しておらず、仕方なくトレッキングを兼ねて!?隣駅まで歩いてみました。どの駅もこのシーズンは無人駅状態でひっそりとしているのですが、これだけ巨大な山に囲まれた場所を歩くと音が山に吸収されて本当に静寂な感覚になります。ポーランドは山のない平坦な国なので、ここら辺はだいぶ違う感覚になります。

 隣駅で電車に乗ってサンモリッツ駅まで戻ってきましたが、今日は夜にチューリッヒまで電車で移動するだけですので、余った時間でサンモリッツ湖を一周してみることにしました。



 1時間掛からずに一周できますが、もう少し時間があれば隣の湖までトレッキングコースはあるようでしたので、行った見たかった感じはします。名残惜しいサンモリッツ湖でしたが、明日の帰国便に備えてチューリッヒまでまた電車で移動することにします。サンモリッツからクールまでは、結局氷河特急と同じ路線で戻りますので、帰りも同じ風景を楽しむことができます。氷河特急はパノラマで豪奢でありましたが、この世界遺産のベルニナ鉄道路線はローカルの二等席でもボックス席で非常に奇麗ですし、トイレも社内販売も完備していますので、普通にローカル列車でも快適にベルニナ鉄道の旅は楽しめると思います。
 途中のクールで乗り換えて、3時間半程度の列車の長旅でチューリッヒには到着します。クールを過ぎてチューリッヒに近づくと同じスイスでも全然都会の風景に変わってきて、チューリッヒ駅自体は巨大な駅でしたので、スイスに入ってからずっと田舎の街と鉄道を廻ってきましたので、最後にちょっと面食らった感じはあります。駅には珍しい鉄道も停まっていて、久しぶりの人の多さに少しびっくりしたというところでしょうか。

 チューリッヒ自体も大都市のようで、ホテルに向かう前に日本食と検索したら駅のそばにいくつもあって、遅い時間にも関わらず日本食を食べることができました。


 チューリッヒにはポーランドへ戻るためだけに最後に寄った感じだったのですが、これだけ大きい街なので時間があれば散策するとまたスイスの別の魅力が楽しめたかも知れません。直行便もありますので、またの機会にトライしてみようかと思います。


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