Fri
02
Jan
2015
お正月早々でしたが、今年は暦の関係で日本と同じく5日の月曜日が仕事始めのため、マニラ近郊のタールタウンという場所へ一泊旅行に出掛けてきました。こちらのサイトによると何でも「「北のビガン、南のタール」といわれ、スペイン統治時代の街並が残る美しい町。マニラからも日帰りのドライブが可能。」とありましたので、近いのかなと思いきや、車でたっぷりと3時間位は掛かります。タガイタイのタール湖のそのまた先あたりです。なので、朝起きてダラダラと出発してしまう我が家は、タールタウンについたのは昼前位となってしまいました。
といっても非常に小さい町で、日本の田舎の観光地みたいな落ち着いたところです。町の目抜き通りは、丘の上に一際目立つ存在のタール大聖堂の前のロータリーから始まって、コンビニの7イレブン前のカーブから海の方へ坂道を下っていくと1km位で何もなくなってしまいます。なので観光と言ってもこのタール大聖堂をじっくりとみて、その前のマーケット周辺のスペイン統治時代から残っていると思われるフィリピンっぽくない、それでも現役で使われている洋風の木造建築など徒歩で眺めて回っても2,3時間でしょうか。
我々一家は、坂道を数百メートル歩いただけでくたびれてしまったので、すっかり味を占めてしまったトライシクルの4人乗りで、タール大聖堂まで戻ります。その後、マーケットにあったローカルレストランでシニガンスープと焼き豚&ライスのセット料理をたらふく食べた後(しかし、美味しいのに皆で数百ペソですから本当に安い!)、返ろうかと思いきやタール聖堂を見ると建物頂上に観光客が登っているのが見えました!なので再度、タール聖堂に戻って、今度は屋上の尖塔に登ってみました。こちらは若干の入場料を取られますが、尖塔に登るまでの階段も、スペイン時代の名残なのか石階段で狭くて風情がありますし、何より尖塔に出た眺めは、タールタウンをバラヤン湾まで見渡せる絶好のビューポイントです。
はるばる来た割にはあまり見るところのない街なのですが、タール大聖堂の尖塔には是非とも登ってみる価値があると思います。しかし、この町も世界遺産に推薦された後に落選したとのことですが、それなりの大聖堂と街並みではなるので、世界遺産になっていれば観光資源になったでしょうに。。。フィリピンのことなので、世界遺産の登録時にきちんと手続をしているのか心配になってしまいます。まあ観光客が激増したりと、世界遺産になったからといって良い面ばかりではないのでしょうが。ちなみにタール大聖堂のもう片方の尖塔は既に崩壊?しているようで、階段が途中で終わっている感じでした。ここら辺もフィリピンらしい。登った後に気付いたのですが、もう一方の尖塔もきちんと整備しないとそのうち崩壊してしまうのではないでしょうか。。。ということで、賞味3,4時間の滞在でしたが、それなりに楽しめたタール町の観光でした。
・天気が良かったので、スペイン時代のタール大聖堂が青空によく映えていました。
・タール大聖堂の尖塔からの眺めです。一応、鉄骨階段で補強されていますので、子供でも登れます。
・尖塔へ上る石段です。右は入り口です。スペイン統治時代のそのままといった感じですが、実際には大聖堂は復元されていのでしょうかね。。
・マーケットのローカルレストランでの食事。アイスティーも含めてリーズナブルで美味しいですね。我が家もすっかり慣れて、完食です!
・番外編ですが、かみさんがせっせとスタバでカフェしていると思ったら、去年のクリスマスのカード特典らしく、ポイントが溜まって今回ゲットできたスタバ手帳です。なかなか素晴らしい手帳ですが、そのために一体何杯飲んだのでしょうか!?
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