Thu
25
Aug
2011
エミレーツの機内映画で観た映画の一つです。単純に日本語訳のアクション映画ということで選択したのですが、主人公は知りませんでしたがなんとアンソニーホプキンスやナタリーポートマン、そして浅野忠信まで出演している超豪華配役の映画でした。そしてストーリーもなかなか新鮮です。冒頭は神々の国での戦いという神話の世界で幕をあけるのですが、主人公である神の子が追放される先が地球でしかも現代です。現代の地球なので、超自然現象も政府機関が追っていたり、ナタリーポートマン演じる科学者が宇宙のワームホール現象として研究対象にしていたりと、SFながらもまあ不自然なく話を繋げています。
SF映画の中でもファンタジーでもあり、一歩間違えるとハードSFに繋がる要素もなくは無いといった趣の映画ですが、単純にアクション映画として楽しむのが一番よいのでしょう。中世を思わせる神の国と現代の地球という設定のギャップが凄いのですが、それを強引に同じ映画に閉じ込めてしまうハリウッドのパワーには脱帽ですね。一歩間違えると何だかわからない3流映画になりそうですが、ナタリーポートマンを始めとする強力な配役で封じ込めてしまえるところも、アメリカ映画の懐の深さです。
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