Mon

18

Feb

2013

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タイトルの小惑星の大接近ロシアに落下した隕石の内、事前に把握出来ていたのは小惑星2012 DA14の接近だけということで、ロシアに落下した隕石は直前まで分からなかったとのことです。ヤフーニュースでも落ちた昨日こそトップトピックスだったものの、幸いにも犠牲者が出るに至らなかったせいか、以降の扱いは海外カテゴリのマイナー記事だけです。しかしこの2つの事象が重なったのは全くの偶然で関連性はないとのことですが、小惑星接近の話題の影で隕石が落下するなどということが現実に起こったのは、一昔前にあった隕石衝突ものの映画や以前に読んだ小説を彷彿とさせるようなシチュエーションで、少々ドキッとした方も少なくないはずです。

宇宙の果てを観測出来るような現代天文学なので、被害が出るような大きさの隕石位は全て把握しているだろうと勝手に思っていましたが、今回ロシアに落ちた15メートル級では、昼間に近付いた場合は事前には分からないというなんとも不安なコメントがNASAより出ていました。 隕石でこれだけの被害が確認できたのは、観測史上では初のようですが、それでも人口密集地に不意討ちで落下していれば、確実に被害はもっと深刻だったのは間違いありません。

130215_rosiainseki.jpgちょっと前に読んだ「宇宙から恐怖がやってくる!」という本にもありましたが、現代天文学で分かっている事実からだけでも、地球が奇跡に近い偶然と確率でこの危険極まりない宇宙の中で今まで生き延びてきたのは疑いのない真実のようです。予算や人的資源の割り振りに限りがあるとはいえ、組織的に隕石や小惑星を監視しているのがスペースガードという団体だけとは、何とも心許ない感じです。 では今からどうするとなると、テーマが壮大すぎて一介のサラリーマン市民には何も思いが及びませんが、隕石が墜ちても人類の種が保存出来るような仕組み作りでも目指して各国が結束すれば、今よりもう少し健全で前向きな世界になりそうな気がしますが。。。


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