Sat
30
Nov
2019
ヨーロッパのクリスマスの風物詩と言えば、クリスマスマーケットが定番とのことで、ここヴロツワでも既に旧市街のリネックで始まっているとのことということで、早速行ってきました。本当は暖かい昼の間に行きたかったのですが、ここ最近も急激に日が暮れるのが早くなり3時を過ぎると夕方で4時過ぎにはもう夜という状態ですので、結局、暗くなってから行くことになりました。リネック周辺は普段からも駐車が難しいので、自宅からはトラムで行きます。トラムの駅へ行くだけでも相当寒い思いをしたのですが、それでも気温はまだ氷点下にはいかない1℃あたりです。氷点下になったらどうなることやら先が思いやられますが。。。
トラムの駅を降りるとリネックの中心部に行く道は既にネオンでライトアップされて、道の両側には出店が並んで人の賑わいも凄い状態です。ネオンのライトアップもさることながら、ヨーロッパ風の山小屋風の出店とそれらに並ぶお菓子やクリスマスオーナメントなど、聞いてはいましたが歩いてみて回るだけで興味深く、寒さも吹き飛ぶ感じです。
今日は取り急ぎ最大のお目当てであるホットワインを飲むために、中心部のあたりに2,3か所あるカウンターを目指します。結構な混雑なのですが、カウンターの窓口も相当数あるので、特に待たされずにホットワインを手に入れることができます。毎年違う柄の陶器のカップがデポジットで、それにホットワインとソフトドリンクはホットチョコレートにクリームのトッピングが定番のようです。ホットワインといっても種類が10種類近くメニューには載っており、とりあえず上から頼んでみました。
このホットワインですが、単に赤ワインを温めただけではないようで、ジンジャーのような微妙な味わいと甘すぎないテーストで、極寒の中で飲む美味しさは日本のお正月の甘酒を想い出します。結局、別のカウンターでももう一杯違う種類のホットワインを飲んで、ほどよい感じになりましたので、晩御飯代わりに屋台フードを食べてみました。日本のテキヤさんと同じ感覚で、こちらの屋台フードも結構な種類と数の食べ物が楽しめます。定番は2mぐらいある大きな鉄板で豪快にグリルしているソーセージを挟んだホットドックなどでしょうか。よくモールにも出ている燻製チーズを温めてジャムと一緒に食べるおやつ(名前は分かりません)など何点かいただいてみました。どれも0℃近くの極寒の外で食べると美味しい感じでしょうか。
そのあとは、子供が乗りたいとということで仮設のメリーゴーランドにトライしました。こんな極寒の中でわざわざと思わなくもありませんが、地元の人たちを含めて行列が出来る人気です。一人10PLNですので、お手軽な娯楽でしょうか。メリーゴーランドからは点灯式を待つ(確か来週の金曜日の12月6日とのことです)巨大なツリーも一望できます。点灯後にも是非乗ってみたい感じです。ちなみに今年のホットワインカップの絵柄にもちゃんと今年のツリーがデザインされて載っています。
2回ほどメリーゴーランドに乗っている間にさすがに耐え難い冷え込みになってきましたので、トラムで帰ることにしました。夜の9時か10時を過ぎると出店も店じまいするところが多くなり、段々ひっそりとしていく感じです。
このクリスマスマーケットですが、ヨーロッパ中の大都市で催されているとのことで、街によっては各国から観光客が集まるほどの規模も多々あるとのことです。地元ヴロツワも早速楽しめましたので、機会があれば他の街や国のクリスマスマーケットも訪れてみたいです!
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