Sat
24
Aug
2013
待ちに待ったという程ではないのですが、一昨日に空港で見かけた力士の件もあって、かなり楽しみになっていた大相撲のジャカルタ巡業に行ってきました!場所は、毎度イベントやゴルフのドライブレンジもあるスナヤンスポーツセンターにあるイストラ スナヤンという体育館みたいな建物です。JJS幼稚園の招待券で行きましたので、集合時間の12時過ぎには現地に着きましたが、既に大勢の人で会場の内外はごった返していました。1時間ほど待たされて入った館内は、満席には程遠く、まだまだ空きがある状態でしたが、中央に用意された土俵や周囲の升席など日本の相撲場所と変わらない雰囲気があり、否応なしに期待が高まります。
結局、始まったのは1時間近くは遅れていましたが、幕内力士が勢ぞろいして出てきた時の場内の盛り上がりはかなりのものでした。日本でも大相撲は観戦したことはなかったのですが、遠目にも力士の存在感というか大きさはかなりのものがあります。それが全員勢ぞろいするわけですから、壮観というか圧巻ではあります。
トーナメント戦の前に、JJSの小学生との稽古や初っきりという寸劇?みたいなイベントがあり、力士の名前は分かりませんでしたが、なかなかサービス精神旺盛で、時にはユーモラスに場を盛り上げていました。ここら辺は、通常の場所とは違い和やかな雰囲気かなとも感じます。
その後、東西の幕内力士の土俵入りとなりますが、三役含めた幕内力士が円陣で並ぶ眺めも壮観でした。その後、東西の横綱の白鵬と日馬富士の土俵入りがあり、初めて生で見ましたが、日本の国技らしい雰囲気で見ていても誇らしくなりますね。
続いてトーナメント戦前に力士による基本動作などがあるのですが、土俵に上がった力士達が股割で軽々と足を全脚して前屈するのを見ると、体の柔軟性は聞いていたとはいえため息がでるほどの柔らかさです。見かけからは想像できない柔軟性と俊敏性があるのが伝わります。実際に軽々と前転などを披露する姿は、見かけの肥満体の体からは想像がつかない体の動きで、このギャップには頭で理解していても改めて驚いてしまいます。
トーナメントが始まってからも、本場所ではないとはいえ、結構な立ち合いが多く、土俵外に横転する取り組みや再立ち合いとなったものもありました。ここら辺は、単なる巡業なのであまり期待していなかった立ち合いも十分楽しめました。
結局、一緒に見ていた子供も楽しんでいたのですが、3時間を超える忍耐が切れてしまいましたので、3回戦を始まる前に帰宅の途に付きましたが、副大統領も途中から観戦に来ており、盛り上がったのではないのでしょうか。なによりこのインドネシアの地で、初めての大相撲観戦が出来たのですから、本当に幸運というか何があるか分からないのが海外という感じでした。明日ももう一日ありますので、力士の皆さんには是非、怪我に気をつけて初日以上に盛り上げて欲しいと思います。
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