Mon
15
Mar
2021
外出も出来ないコロナ禍ということもあり、子供と一緒にできるアクティビティということで、随分と久しぶりですがペーパークラフトを作ってみました。このペーパークラフトですが、恐らくは10年前くらいについこの間までこれまた12,3年くらい使っていたEPSONのインクジェットで10年くらい前にプリントアウトしたものです。ちょうどそのころのブログ記事の写真に写っているプリントアウトしているペーパーが、まさに今回作ってみた「金魚」になります。
10年間、そのうち暇をみて作ろうと色々な駐在国を持って歩いていたのですが、月日は早いもので一つも作らずに10年経ってしまっていました。そんな年季の入った出力用紙でしたが、何の劣化もなくさすがはEPSONのインクジェットだけのことはあります。本当に永年持つのではという耐久性と持久性があり、インクジェットの実力には恐れ入ります。
ということで、本題のペーパークラフトですが、超久しぶりでしたのでコツを思い出すのに時間が掛かりましたが、何とか先週と今週の2週末の半日づつぐらいを使って完成させることができました。この出力したプリント用紙と同い年?の下の子供と一緒に作ってみたのですが、この「金魚」ですが今は閉鎖されてしまっているYAMAHA(バイクメーカーですが、精密バイクのペーパークラフト以外にもこれまた精密な情景作品が色々と公開されていたのです)のサイトから提供されていたものです。
バイクの超精密ペーパークラフトと同じ作者なのかも知れませんが、たかが金魚というなかれで、結構なパーツ数と精密さで、特に土台?となる木製の桶の木板を一つづつ作るのには根気と時間が必要です。
もう一つはこのペーパークラフトシリーズはこれまた緻密な解説書が付属しているのですが、唯一、説明書でも不明なところが金魚の尾びれの工作です。谷折りの線から考えるとどうしても上手くいかない立体化だったのですが、なんと紙のしなりを利用して窪ませて末広がりにさせる(書いてみても意味不明なので、説明書に説明できなかったのかも知れませんね!?)ところが悩みどころではありました。
ただし、一旦意味が分かると奇麗に広がった尾びれが出来ますし、紙の特性を利用して金魚のひらひら尾びれを見事に再現しているところは、これぞペーパークラフトの醍醐味というところで、作者のセンスを感じます。
ちなみに久しぶりにペーパークラフトを作ってみて、思い出したコツのようなものを備忘録でメモしてみます。
- カッターはデザインナイフを使う(今回は使いませんでしたが、曲線などは小さな刃のはさみの方が切りやすいかも知れません)
- パーツは直接切り抜くのではなく大まかに小分けに切ってから本番の線を切り出す(その方が作業の小回りが利きます)
- カッターは印刷されている内側から外側に向かって切り出す(要はペーパークラフト本体を傷つけないようにということです)
- 折り目は必ず下ごしらえとしてシャープペン(もちろん芯は出さずに)でなぞっておく(そうしないと今回のように桶の木板の妻側の板などは折れません)
- なるべくのり代は被さるようにした方が仕上がりがきれい(今回は失敗しましたが、完成後にのり代の白い部分が結構目立ちます※対策として同じ色のサインペンなどで塗ってしまうとよいそうです。次回作からは試してみたいと思います)
- ノリは乾燥後に透明になる木工ボンドなどがよい(今回は速乾性でしたが、どれくらいの時間で乾くものが適切かはパーツの難易度で使い分けが必要そうです)
今回のペーパークラフトは金魚とは言え結構な難しさというか根気がいるということもあり、一緒に作っていた下の子供は一週目で飽きてしまい、二週目は私一人で完成させることになりました(ちょっと寂しいですね。。。)。
それでも久しぶりに作ったペーパークラフトは楽しかったですし、こうなると出力している超精密シリーズのバイクなども作りたくなります。ダウンロードしているV-MAXなどは何日掛かることか分からないパーツ数ですが、今となっては非公開となってしまっている貴重なペーパークラフトデータですので、いつの日か必ずチャレンジしたいと思います。当面は、今回の金魚みたいな魚や小動物で腕鳴らし(というか短時間で作れるので。。。)していこうかとは思います。
ちなみに過去に作ってみたペーパークラフト作品です(ブログ記事にしている分です)。
これらのデータ提供元のCanonのページはまだまだ健在で、内容も更に充実しているようです。
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