Mon

02

Aug

2021

ザコパネの2日目は起きた時は曇り空でしたが、事前にネット予約していたグバウフカ山のケーブルカーに着いた頃には晴天になっていました。ブログなどでは結構な混雑になるという記事が多かったので、ネットで予約していたケーブルカーのチケットですが、午前中の早め(と言っても9時前位ですが)だったせいか、団体客が一組居たもののチケット売り場も並んでおらず、ケーブルカーにはスルーして乗ることが出来ました。ケーブルカーは所要3分の短い旅であっという間に山頂?に着いてしまいます。ケーブルカー脇の小道を登っている人も多く見られましたが、徒歩で登山となると1時間程度はかかるのではないのでしょうか。

山頂は見晴らしがよく、ザコパネの街も一望出来て眺めが良いのですが、山頂は下と変わらずに各種カフェやATMもあり、少し進むと普通に車が走っている車道もありで、生活感があり今一、山の上という雰囲気がありません。それもそのはずで、山頂の裏には普通に生活道路が走っており、ケーブルカーを使わなくても普通に車で来れるという事実を知ってしまい、結構がっくりきてしまいました。そんな山頂からは、明後日に事前にネットで予約していたカスプロヴィ山のケーブルカーが双眼鏡越しに見えて、あっちの方が余程景色も良いだろうということで、急遽予定を変更して、カスプロヴィ山のロープウェイに行くことにしました。

一旦、ホテルに戻ってから明後日のチケットキャンセルと今日の昼からのロープウェイをネットで再予約して、PDFをホテルのフロントでプリントアウトしてもらいました(今回泊まったホテルはここら辺のサービスも気持ちよく対応してくれて本当に助かりました)。その後、ホテルから歩いて2,3分のところにある駅前のバスターミナルからミニバスで、ロープウェイ基地のあるクジニツェへ20分くらいで着きます。

クジニツェはカスプロヴィ登山のベース基地のようで、コンビニなどもあり登山準備には便利です。ロープウェイ売り場は長蛇の行列でしたので、ネットで事前に購買しておくのが必須です(事前に購買しておけば並ばずに直接ロープウェイ乗り場へ行くことが出来ます)。ネットで検索するとすぐに出てきますが、念のためリンクを紹介しておきます。(下記サイトで最初のケーブルカーの予約もできます。それぞれのページにTour Passとあるので簡単にネットでチケット購入ができます。プリントアウトしなくてもスマホにPDFを表示すればバーコード読み取りなので問題ない感じです)。

 

 

ロープウェイは10分間ほどの道程を乗り換え入れて2回乗るので20分程度でしょうか。山頂基地もカフェなどがあり便利ですが、眺めはグバウフカ山は大違いで本当の山頂というところで、それもそのはずで、標高1,987mのカスプローウィー・ウィアフ山頂までロープウェイで行くことが出来ます(正確には降りてから30分程度尾根を歩きますが)。




眺めは本当に素晴らしく、ロープウェイでしたが来てよかったという感じです。山頂も少し岩がありますが、危険な感じはなく上の子供と最後まで登れました。尾根の下には湖と尾根の反対側にはスロバキアの谷が見えます(ちょうどこの尾根が国境になっているので、スロバキアに入国できた?ということでしょうか)。

山頂付近でクジニツェのコンビニで買ったパンをお昼代わりに食べながら、景色を堪能した後にロープウェイで降りようかと思いましたが、せっかくの晴天ですし、結構な人たちが登ってきたり徒歩で降りたりしていましたので、我々も徒歩で下山してみることにしました。一応、山頂にいたガイドの方に聞いてみましたが、子供でも問題なく降りれるルートがあるとのことで、確かに降り始めると5歳以下の小さい子から赤ん坊を背負った人たちなど普通に居ましたので(ポリッシュは山好きだけあって頼もしいですが)、危険な箇所もなく普通に降りれる感じでした。

下山途中は沢があったりお花畑があったりと標高毎に変化が楽しめる感じでしたが、さすがに標高2,000m近い山頂から1,000mの麓まで下りるので3時間近く掛かってしまいました。下山途中には今のコースが分かる色がペイントされた岩がところどころにあり、分岐には色別に分かれた標識があって迷うことはないのですが、今一つどの色が初級か上級なのか分からないままでしたが、ガイドさんの助言通りに黄色か青色のコースを選択しながら降りましたので、特に危険なところはなかったです。

今回の旅行の参考にさせてもらった4travelの「ポーニャ(のぬいぐるみがお供の)」さんの下記記事によると、途中の分岐点で大変なコースがあったとのことで、恐らくは最後の分岐の黄色(左)と青色(右)だと思われたので、ここは迷わず右の青色にしました(参考になったのでありがとうございました!)。

 

 

途中の花畑の後ろにある岩山は気になりましたが、あちらに向かっていくコースもありましたので、強者の人はもしかしたら登ってしまう人もいるのかも知れません。今回は家族全員、Tシャツ+パーカー+ウインドブレーカーの3つの用意(+雨の時のポンチョ)でしたが、山を下山する間にそれぞれ着たり脱いだりと気温も様々でしたので、ハイキングコースとはいえ、山登りの簡単な装備は必須です。



登山道は整備されていますが、岩場が多いので雨が降っていると相当滑ると思います(途中で通り雨に会いましたが、実際に滑りやすくなったので、要注意でしょうか)。



2時間程度降りていくと大分普通の森の中の道のような感じにはなってきて、ゴールが近づいてくるのが分かります。

今回の下山道でもログを取ってみたStravaを見てみると、少し降りたところからでしたが、標高差が1,000mあったので、登りとなると相当大変なのだというのが分かります。それでもすれ違って登っている欧米人の家族は4,5歳の幼児のような年齢の子供たちも頑張って登って行ったので、うーむさすがだなと感心してしまいました。

ということで、運動不足の我々日本人には相当堪えた下山コースではありましたが、何とか天気も崩れずに頂上の景色と下山まで楽しめましたので、良かったです。

 


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