Fri
03
Nov
2023
ベルリン市内観光の二日目は博物館巡りです。元々ベルリン観光と決めたいきさつの一つに市内に博物館が多く子供も楽しめる!?ということもあります。まず最初は昨日行ったポツダム広場にあるスパイミュージアムという博物館に行ってみました。色々と事前にインターネットのサイトを見てみると体験型の博物館のようなイメージでしたが、実際に入館してみると基本的にはスパイの歴史が集約されている展示中心の博物館ではあります。
唯一、最後の方に体験型のアトラクションがあり、レーザー感知器を縫って通り抜けるとミッション成功という、古くはショーンコネリーの007の映画にもあった美術館の警備をダンサーのパートナー?がレーザー感知器をかわしながら成功させるといったモチーフのものです。子供向けかと思いましたが、結構な大人もやっていましたので、私も含めて家族でチャレンジしてみましたが、設定レベルが3段階ありましたが、中段階でも体の固い私でも難なく時間内にクリアできましたので、チャレンジされる方は是非高レベル難易度でやってみることをお勧めします。
このアトラクションは成功した後に自分の赤外線モニターの動画をメールでダウンロードできるという特典もあります。入場は時間制なのですが、入館後は特に規制はなく、自分のペースでゆっくりと見て廻れます。最後のレーザーのアトラクション含めてゆっくり見ても2,3時間といったところでしょうか。欧米で有名や古来のスパイの方々の歴史や、007などの映画の紹介なども多く、まあ普通に楽しめます。
ちなみにチケットはインターネットで事前購入できるのですが、開館直後とかでない限りは特に普通に購入できそうでしたので、現地購入でも大丈夫なのかと思います。
その後は昼ご飯を兼ねて、ベルリンのストリートフードであるカリーヴルストというソーセージを食べに「Curry36」という市内のチェーン店に行ってみました。結構な人だかりなのですが、あっという間に出来てしまうので特に待ちません。お味はまあソーセージにカレーパウダーを振りかけてという手軽な食べ物なのですが、シンプルなので美味しいのでしょう。ちなみにポテト付かパンかを選べますが、パンの方が美味しい感じがします。
このカリーヴルストを食べに行ったちょうど横にケバブの屋台があったのですが、小さい屋台なのですが、その行列は数百メートル続いており、ちょっとびっくりしました。このケバブ屋はベルリンのケバブ屋でも一番著名な「ムスタファズ・ゲミューゼ・ケバブ」というお店の屋台らしく、ポーランドでもかなりの頻度でお世話になっているケバブなのですが、あのシンプルな料理にこんなに並ぶほどの違いの価値がとこにあるのかは興味深いところです。いつかはトライしてみたいと思います。
その後は次の博物館である「ドイツ技術博物館」に行ってみました。こちらもチケットは事前購入したのですが、午後だったせいもあり特にチケット売り場で並んでいるという感じではなかったです。この博物館は大戦中の戦闘機がビルの外に展示されているという目立った外観以外はあまり情報がなく、特に期待していなかったのですが、入ってみるとびっくりで、工業技術別にエリアが分かれており、広大な博物館の中にはパソコンの歴史やら飛行機、船など実機を中心に広々と展示されており、相当な見応えがあります。
飛行機と船の実機が展示されている建物が一番新しい感じなのですが、展示方法も斬新で、複層のフロアに跨って飛行機や船の実機が展示されている中を上りながら見れるという楽しく飽きないつくりになっています。
鉄道コーナーも旧駅舎をそのまま改造した展示コーナーで、野暮ったさはあるものの日本でお世話になった鉄道博物館に迫るような展示内容とも言えなくもありません。ということで、予想していなかった充実の展示内容でしたので、ここだけで午後の3時間以上は掛かってしまったというところでしょうか。
とうことでドイツ技術博物館を出るころはすっかり真っ暗でしたが(冬の欧州は午後4時で日没なので)、次の博物館であるチェックポイントチャーリー博物館に行ってみました。こちらは観光スポットでもある旧東西ベルリンの検問所であるチェックポイントの側にある博物館で、ベルリンの壁の時代の展示物、壁を脱出した時に使われていたトンネルや小道具などと一緒に犠牲者の内容や歴史が豊富な資料と一緒に見れます。冷戦時代の歴史絵巻とも言える感じで、こちらも見ごたえがあって、2,3時間は優に掛かってしまう内容です。最後のお土産コーナーではベルリンの壁の欠片なども購入できます。
ということで、滞在中日は博物館巡りでしたが、どちらかというとマイナーな博物館ばかりではありましたが、どれも見応えがありましたので、他のガイドブックに載っているような博物館島にも行っていませんし、ベルリン自体にはまだまだたくさん博物館があるということなので、まだまだ来る機会をつくっても良いかも知れません。
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